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晴天が続き暑さが次第に強まっていく季節を迎え、組合員の皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に協力して頂いている中でありますが、日頃から石垣島土地改良区
の運営及び農業用水運用等に格別のご支援、ご協力を賜り心から厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、経済活動の停滞が懸念されておりますが、第一次産業生産者として、
社会に豊かな農産物を提供するのが、私どもの責務だと思っております。新型コロナウ イルス感染症の感染拡
大防止の水際対策を継続的に実施し、安心・安全な観光地をPRすることで、観光客の呼び戻しを図りつつ、収束
後に石垣島の経済活動が活性化していく事を期待しております。
現在、推進中の国営石垣島土地改良事業により、かんがい施設が整備されていない石垣島の北部地区や西部
地区に農業用水を供給することが可能となり、サトウキビや牧草等の増収や品質の向上、また、付加価値の高い
作物の導入等、農業経営の安定化が図られるものと期待しております。
また、国営事業で整備された太陽光発電施設(底原発電所)が令和2年4月より本格運用しており、電力会社に売電
することで得る収入を財源とし、維持管理費に充てることで、経費節減に繋がるものと期待しております。
本年度も役職員一同全力で職務にあたって参りますので、組合員の皆様には地域の代表である総代、役員を通じて
貴重な意見を伝えて頂き、土地改良区の運営にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、組合員皆様のご健勝とご活躍を祈念申し上げまして、挨拶とさせて頂きます。
石垣島土地改良区
理事長 中山 義隆
(令和3年7月発行 広報誌「改良区だより」より抜粋) |
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